外傷(やけど、すり傷、床ずれなど)
「熱いお湯で手をやけどしてしまった」「転んでひざをすりむいた」「高齢の家族の背中に赤くただれた部分がある」
日常生活の中でこのような皮膚の外傷に見舞われることは誰にでもあります。
やけど・すり傷・床ずれなどの外傷に対し、皮膚科専門医が回復まで寄り添ったサポートをしてまいります。
やけど(熱傷)
やけどは、熱や化学薬品によって皮膚が損傷する状態です。
損傷の深さによって重症度が異なり、適切な初期対応が予後に大きく関わります。
ご受診の前に冷却(やけど直後に流水で15〜30分冷やす)ください。
治療法
- 外用薬(軟膏・保湿・抗炎症薬など)
- 水疱処置(つぶす・残すは症状により判断)
- 感染予防・痛みの緩和
すり傷・切り傷
転倒や接触などによって皮膚の表面が削れてしまうのがすり傷です。
子どもから大人まで、外出中や自宅でよく起こる外傷です。
ご受診の前に、流水でよく洗い流してください(消毒液よりも洗浄が重要)。
治療の流れ
- 適切な軟膏を塗布
- 必要に応じて創傷被覆材(湿潤療法)を使用
- 感染が心配な場合は抗生物質の使用も検討
▶️当院の対応について
医師一人で診察を行っているため、縫合処置などの対応が出来かねます。
何卒ご了承ください。
急を要する場合には、下記にご相談ください。
・医療機関案内サービス「ひまわり」受付時間:毎日24時間 電話:03-5272-0303
・聴覚障害者向け専用ファクシミリ:03-5285-8080
ファクシミリでのご案内はファクシミリ機能付き電話機に対応しています。
音声のアナウンスに従ってダイヤルまたはプッシュボタンを操作してください。
※外国人患者向け医療情報サービスについてはコチラから
床ずれ(褥瘡・じょくそう)
床ずれ(褥瘡)は、長時間同じ姿勢で圧迫された部分の血流が悪くなり、皮膚やその下の組織が壊死してしまう状態です。
高齢者や寝たきりの方に多くみられます。
主な好発部位
- お尻
- かかと
- 肩甲骨
- 耳の裏・後頭部
- 足の外側など
初期症状
- 皮膚が赤くなる
- 痛みや違和感がある
- 徐々にただれや潰瘍へ進行することも
治療・ケア方法
- 圧迫を避ける体位変換・クッション使用
- 外用薬(消炎・抗菌・湿潤治療用の軟膏など)
- 創傷被覆材の使用(傷を保護し、湿潤環境を保つ)
- 感染や悪臭がある場合は適切な抗菌薬使用
▶️ ご家族の介護の中で、「皮膚が赤くなっている」「うっすら傷になっている」といった初期変化に気づいた際は、早めの受診をおすすめしています。
よくある質問
Q1. やけどはすぐに冷やせば治療はいりませんか?
A1. 軽い赤みで済んでいる場合は自然回復することもありますが、水ぶくれがある場合や痛みが強い場合は早めの診察が必要です。
Q2. すり傷がなかなか治りません。市販薬で十分ですか?
A2. 傷の深さや感染の有無によって異なります。
長引く傷は早めに皮膚科を受診しましょう。
